銀塩いいよ
昨日ブログを更新したばかりだというのに、なんと連続で!今年最大のビックリニュースですね。
昨日portfolioをリニューアルしたのですが、なんかサイトをリニューアルすると書きたくなる衝動が起きるんですよね。最初だけかもしれないけど。あとはTwitterがなんとなく飽きてきたっていうのと、あっちはあっちでいろんな人に見られてるから気を遣っちゃうってのもあり、ブログに少しずつ自分の体を戻していこうかなと考えておるわけです。うんうん、これはいいことだ。せめて自分のホームグラウンドぐらいはあることないこと好きに書いていこうと思っています。
さてさて、最近銀塩にはまってます。銀色の塩じゃないですよ?フィルムカメラのことです。
なんでまた時代を逆行してるんですかアナタはと言われそうですが、これは逆行というよりは僕にとって新しい発見なんです。
今の時代カメラといったらデジカメが主流で、パッっと構えてパシャっと気軽に撮れて、いらないものは消せるじゃないですか。しかもすぐにパソコンに取り込めて、「う~ん、PCで見るとイマイチだったな」ってのはよくあることです。まーなんでそこの説明部分にネガティブ表現を持ってくるのかが僕にも分かりませんが、とにかく便利でいまや当たり前の存在なのです。
僕は10代の頃にCanonの初代Eos Kiss Digitalを購入したのがはじまりで、それなりにデジタル一眼レフカメラと生活を共にしてきたのですが、今年に入ってからサンタの倉庫というユーズドショップに行って、EOS100っていう銀塩カメラのボディが2,000円くらいで売っていたのでかっちゃったわけです。まー壊れててもいいかなって感じでね。
そしたら案の定壊れていたわけなんですがw、モードダイヤルが破損していたぐらいでなんとか写真は撮れるんです。ってあれ?話が購入ヒストリーになっちゃってるわ。
まぁそうゆうのは置いといて、フィルムカメラの魅力はいろいろありますが、現時点での僕の中での一番は限られたカット数っていうことなんです。
24枚撮りのバカチョン(インスタント)カメラを買って、写真を撮られた方は大勢いると思うのですが、あの時の緊張感・写真を初めて見る時のワクワク感、感じたことありませんか?
特にあのシャッターを押す瞬間、シャッターを切ろうかやめようか瞬間的にものすごく悩むわけです。そしてシャッターを切った時の「おおお・・・」っていう妙な満足感、逆に切れなかった時の「う~ん」っていうちょっとしたモヤモヤ感。撮った写真を見て「よし!うまく撮れたぞ!」ではなく、「撮る瞬間そのもの」がデジカメには無い楽しさがあって、それがものすごく心地いいのです。
もちろんそれだけではありません。現像依頼をして返ってきた時の嬉しさと、写真自体の色みや雰囲気、ボケ具合などが気持ちいいんです。デジタルでもなかなか気にいる写真を撮れないのに、フィルムだと更に難しい。でも一度フィルムで撮った写真を見ると、「よし次こそは奇跡の一枚を!」って気分が切り替わり、またシャッターを押すとき緊張するっていう繰り返しが心地いいんです。
ってことで、前回現像に出した時の一部です。
う~ん、伝わらないなw やっぱり写真の状態で見ないと・・・orz チープなスキャナで取り込んだものなので画質も激落ちです。
そもそも写真の状態で見るってこと自体がこれまであんまり無かったのかもしれません。そこが写真の醍醐味なのでしょうね。写真家の方にはあたりまえだと言われそうですが・・・。
でもほら、ボケ具合とか気持ちいいと思うんです。組み合わせはボディがEOS100(モードダイヤル破損ver)と、レンズがCanon 50mm F1.8 Ⅱです。両方合わせて1万円強くらいです。ま、フィルムはランニングコストがかかりますけどね、てへ(#^.^#)
にしても僕のメイン機はEOS7Dには代わりないのですが、最近ではこのフィルムカメラも一緒に持ち歩くようになりました。
ド素人ながら恐縮ですが、銀塩いいよ。