四苦八苦
選挙も終わり今年もあと半月ですね。選挙については・・・思っていた通りの結果となりました・・・。まぁなんというか、自分は今までと変わらずベストを尽くして頑張っていくだけです。毎日を楽しくするのは他の誰でもない、自分ですからね。
以前仕事の打ち合わせで良い話を聞かせて頂いた事がありました。それは四苦八苦という言葉です。勿論その言葉自体は知っていましたがあまり深くまでは知りませんでした。
以下ウィキペディアより。
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四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における苦の分類。 苦とは、「苦しみ」のことではなく「思うようにならない」ことを意味する。
根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 根本的な四つの思うがままにならないことに加え、
愛別離苦(あいべつりく) – 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) – 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) – 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) – 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと
の四つの苦(思うようにならないこと)を合わせて八苦と呼ぶ。
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と、このように書いてあります。仏教ではそもそも生きる事がすでに苦しみであるとされており、上記の四苦八苦が平等に訪れるとあります。
ただ僕はこの話を教えて頂いた時に、逆に気が楽になったのを覚えています。それはつまり、苦しい事が起きるのはごく自然な事で、皆平等に起きるということです。例えば今自分が辛い状況に立たされているとしても、それはごく自然で、生きている証だということ。生きていて苦しむ事の無い人は1人も存在しないのです。そう考えれば、孤独を感じる事も無いし、次に苦労が起きてもまたそれを自然の摂理と捉えることができます。しかも人間は苦労を乗り越えることで大きくレベルアップします。そこまでこれば、苦労は生の楽しみだと変換出来るようになってきて、積極的に苦労する事が出来る。
いきなりこのように切替えて生活出来るようになる人は少ないと思いますが、常にそう考えている事で、少し楽になりました。